魔女の国

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「へぇ。」 ムノとて男、合体と聞いて少し興味が湧く。 「早速やってみよう。」 「ムノ、それは食事が終わったらね。」 「分かってるよ。」 食事しつつムノは今度はユグドラシルからの報告を見る。 【ヨツンヘイムが外部より攻撃を受けています。】 「ふぶふっ!?」 食べていたサラダを噴いた。 「ムノ!?」 「は!?」 ミラが驚いたようにムノを見るがムノは構わずユグドラシルから詳細を報告させる。 【二分前から、外部より微弱な魔法攻撃をヨツンヘイムが受けています。 解析から攻撃元は魔女二名、ステルスは解除していないのでとりあえず攻撃していると推測。 航行に問題はありません。】 「どうしたの?」 「なんかヨツンヘイムが魔女に攻撃されてる。」 「魔女に?」 自分と同類がヨツンヘイムを攻撃している事に怪訝な様子のミラ。 「正直無視しても良いんだが……どうする?」 「そうねぇ……私が行ってもいいかしら? 私以外の魔女も見てみたいし何より私自身興味があるわ。」 ムノが噴いたサラダを拭き取ってゴミ箱に捨て、椅子に座り直しつつミラはそう言った。 その目は興味に輝いている。 こうなったミラは止まらない事をよーく知っているムノは苦笑いしながら「行っておいで。」と言った。 「一体なんなの!何も無いのに何かあるなんて!!」 「しかもぉ、見たところぉ、すごぉく大きいみたいですしぃ。」 「分かってるわよ!こうなったらもう一発……「あら、何の権利があって私達の家を攻撃するのかしら?」誰!?」
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