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「偶然とは思えないわよね…じゃあ、私おばけになっちゃったのかしら…」
いやー、お化けと妖怪を一緒にしないでほしい。まぁなにが違うのかは俺にもよくわからないけど。
しかし気になったんだが尻尾はどうやって動かしているんだろう。
「それだったら大問題じゃないか?妖怪って言ったらでかいのやらキモイのやらがいるぞ。」
「んー…タイムラグとかがあるんじゃないかな…それとか身体が変化したから誰にも姿を見せていないとか。私たちみたいに。」
あぁ、それもそうだよな。急に自分が別の姿に変わったら誰にも見せないよな。俺もそうだし…
「ほかには、本当に私たちだけが姿が変わったとか。でもこれはほとんどないと思うわ。だってそうだとしたらなんで私たち2人だけが変化するのかが説明がつかないから。」
ふむふむ…全くわからん。
説明がつかないのが理由ならこの状況に1番説明がつかない。なぜこうなった。なぜ女になってみた。
「だって私と玲の共通点といえば地区が同じとかでしょ?それだと同じ地区の人全員の姿が変わらないとおかしいじゃない?もしかしたら特殊な遺伝子変化が急に起こったのかもしれないけど、玲と私に血のつながりはないから同時に起こるなんてありえないわ。だから私と玲になんらかの共通点があって、私たちと同じ共通点を持った人たちが同じような目にあっていると思うの。」
ニホンゴムズカスィネー
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