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「だから私たちとなんらかの共通点がある人たちが同じような目にあっているはずよ。」
「ま、まぁ、そういうことだな。うん」
「…理解できてる?」
「まったく。」
「だと思ったわ。」
またもフゥとため息をつく。
全く。おとなしくしていたらかわいいのに…
「とにかく、私たち2人だけが姿がかわるのはありえないの!私たちとなにかしらの共通点がある人がおなじように姿が変わっているはずよ!」
「じゃあその〈なにかしらの共通点〉ってなんだ?」
「それがわからないから困ってるんじゃないの。」
そりゃそうだよな
わかるやつは100万円あげるから教えてくれよ。
100万円とか持ってないけどさ。
「わからないことを考えても仕方ないわよね。今からどうする?」
「とりあえず喉が渇いた。」
「わかったわ。ちょっと待ってて。」
ふむ、結婚したら世話焼き女房になりそうだ。
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