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…よく考えたら、着替えも女性の身体を見ることになるよな…
これはいいのか?しかし不可抗力だ。見なければ問題がないと思うが…
ほんとなんで俺がこんな目に…他の変態なやつらだったらこの状況を楽しむことができるんだろう…が俺には地獄でしかない…
いや、見たくないとは言わない。ただ見たことが美羽にしれたら…間違いなく腕1本は献上しなければならない…デンジャラスだ。あいつはなにより女子の貞操を守るからな。
うぅーむ。
しかしパジャマ姿で人の家に行くのはいかんだろ。やはり着替えねば…
着替えをタンスから取り出し急いで着替える。ここはノーコメントで。
ちなみに親は仕事に行っているから今は俺ひとりしかいない。まぁラッキーだな。行動しやすい。
俺は家をでて美羽の家に向かった。とはいっても家はとなりだが。
すぐに家に着きインターフォンを押す。
『はい、どなたですか?』
美羽の声だ。
「美羽?玲だ。開けてくれ。」
『え?玲?あの、私の知り合いの玲は男なんですが…』
美羽が対応に困っている。それはそうか。美羽にとっては見知らぬ女性が幼馴染の男の名前で家に来てその女性は男口調なんだから。
「ああ、お前の隣の家に昔から住んでいる玲だ。俺の顔をよくみてくれ。俺の面影はあるだろう?」
『・・・・・・・・・・』
長い沈黙。やっぱ警戒するよな…
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