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ちょっと可愛めな女の子から 付き合ってる人いるのかと聞かれたら、まぁ、それなりにモテたことのない奴は ついに俺にもこの時が… と期待すると思う、てか、絶対するだろう、しない奴はもはや男じゃないね
おっと、取り乱したわ
まぁ、俺は男だから、当たり障りのないように 今はいないかな と返した年齢=彼女いない歴な俺
話盛るなとか言うな、意地だ、意地
まぁ、そんな会話をした翌日 昼休みに屋上で待ってる なんて言われたら、それはもう確信に変わるわけで、俺は内心踊り出しそうなほどウキウキしながら屋上に向かって、今頃は交際の申し込みを受けて甘酸っぱい青春を送っていたはず………
それが、屋上で待ち構えていた人物を見た瞬間悟った、嵌められたと…
屋上につき、女の子が手招きしてくれているが、俺は正直、その隣が気になって仕方がない
なぜなら、この学校で強いと噂の不良様、穂高翔[ホダカ ショウ]様が付属品としてついているんですもの←
………えぇっと…?これは一体どういう状況だ…?
俺は訳がわからずに女の子を凝視する
不良は怖くて見れません
そんなチキンな俺をよそに、女の子は勇敢にも不良の背中を叩き不良になにかを促している様子
くそぅ、勇者か…てかなにを促してるんだ?よくわからんが勇者様に任せて帰りたいモブな気分
「頑張りなさいよ~」
不良を応援するかわいこちゃんに、待てと拳で制してくる不良
………一言言っても良いですか…?
…目の前でイチャついてんじゃねぇよ、リア充禿げろ←嫉妬
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