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「ぅえっ?!!な、なんでしょいか!!!」
椅子にしがみつきながらそう言う俺は、混乱している自分でも分かるくらい不自然で、彼女は少し眉をひそめる
「君、さっき僕のこt「あの!すみません!あの、そのっ…本が、気になって…」…本…?」
「えっと、いや、なんか、分厚い本…読んでるなぁっと…」
「あ、そうなの?えっと、これはただのハリーポッターの小説だけど…」
「そ、そうなんですか!」
俺はそう言いおえると、気まずくなり顔を伏せた
「…本だけ…か、ふぅん…」
と、その子はそんなことを呟き、また窓際の席へと戻っていく
そんな彼女の後姿をぼや~っと見ながらしばらく、ある重大なことに気がついた
あれ?あの子、ズボンを履いて………え?
俺はかなりショックを受けた
もう、本当に食欲旺盛な俺がハンバーグを残すくらいに、だ…
そして、夜もよく眠れず…なんてことはなかったな、うん、眠気には勝てなかったわ
そして学校に行くと、必ず放課後がやってくる
正直逃げてしまいたいけど強制的図書室送りな俺は担任の前で反抗するなどできなくて図書室へとあっさり連れて行かれる
図書室に行くと嫌でも あの彼女(男)が目に入るわけで…男だとわかっても見惚れちゃうわけで…
正直、本気で自分を疑う日々を送ってしまう俺なのであった…
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