第1話【神様が言った人生甘くないと】

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5月13日(月) 朝の7時20分 私はいま、学校の屋上に来ている。何故朝早くから屋上にいるのかと言うと、ある出来事が関係している。 それは昨日の放課後、私の幼馴染みの楓から手紙を渡された。その手紙にはこう書かれていた。 「5月13日の7時30分に屋上で待っています。」 楓は「同じ部活の後輩から黒井四季先輩に渡して欲しいと頼まれてね」と言っていた。しかも何故か楓は笑いをこらえていた。 四季「なんだろう…?」 と言いつつ屋上の柵に寄りかかりながら考えてみる。 今、屋上の柵に寄りかかっているのがこの物語の主人公です
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