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18時過ぎ、私たちは帰宅した。
大和は学校が終わってまっすぐ帰って来ていたらしく、リビングで1人、ゲームをしていた。
「ただいま」
「お邪魔しまーす」
「陽子さん、ただいま」
「おかえり。それと、いらっしゃい」
陽子さんが笑顔で出迎えてくれる。
大和はゲームに集中したまま「おかえり」と声をかけてくれた。
「ご飯まで少し待ってね。今のうちに勉強しちゃいなさい」
「うん。分かった」
リビングのテーブルを囲むように私たちは座ると、課題を広げる。
「あ、そういえばカオルくん。明日10時だからね。迎えに来るの」
「分かってるよ」
「明日?」
「カオルくんと映画行くの。観たいのがちょうど一緒だったから」
「本当、仲が良いよね」
「そう?普通だよ」
課題は分からない所をカオルくんや福永さんに教えてもらいながら30分ほどで終了。
カオルくんと福永さんは大和のゲームに混じり、私と真穂はそれを見ている。
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