プロローグ

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「もう知りません。悠也なんて、マキちゃんにボコられれば良いんです。」 朝だから起こそうとしただけで 俺に「貧乳」と馬鹿にされた茜は プイッと背を向け 部屋を後にしようとする。 「待て!コンプレックスを刺激したのは 悪かったから、それだけは!!」 慌てて起き上がり、懇願する俺に、 振り向いた茜は 「分かりました。 早く着替えて準備して下さいね。」 とだけ言い、部屋を後にした。 こうして、長い一日が始まる… と、言いたい所だが すっかり油断して、二度寝をしてしまい ベッドごとひっくり返されて、 お花畑をさ迷うのであった。 …暴力良くない。
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