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「起きてまふ...」 「ったく、何しにきたんだこのバカたれ」  起きてねぇだろ……。 そう思いながら、背中に手をやり仰向けにして、俺はそのまま後ろから脇に腕をやり 事務所まで引きずった。 軽い、飯食ってんのかコイツ。 身体も細っこくて、折れるんじゃないかって 少し怖くなった。
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