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しばらく、社長の車の助手席で書類を眺める。 あたしなんかに務まるだろうか…? 「あたし、大丈夫でしょうか?」 困り顔で社長に訊ねる。 「君のような面白い人探していたんだよ~。大丈夫さ。」 と答える。 あたしのような暗い子に面白い芽はあるのか、分からなかった。 「初めて合ったのに、いきなりこんな仕事任せても分かりっこないとは思うけど、君には出来ると思ったんだよ。俺の感。」と、社長は笑いながら話す。
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