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「相変わらずEDO君は運動系の術は得意なのね!」
「運動系の魔術はAクラス並みだってー!一つでもAクラス並みって凄いわよね!」
「でも総合点で評価されるから中々上に行けないのよね…」
「そうなのよ!厳しいわよね…」
これでAクラス並み?
評価が甘くないであろうか?
甘いと思う。
確かに凄く上手いけれど、まだ動きが鈍いところもある。
それにこれしきで一々術式を使っているとは…魔物と言うのはそういうものなのか?
何にしろこれでAクラスとは思えない。
「先生、あれでAクラス並みなんですか?」
「あ?ああ、そうだな。凄いだろ!俺のお気に入りの奴でもあるんだぜ。ここまで出来るっているのは才能に恵まれてるよなあ…」
どうやら私の考えとここの考えは違うらしい。
これだとAクラスにいける可能性もあると思う。
「参加するんだろ?転校生にしちゃハードかもしれねえが…あそこで試合してみるか?」
「ええ、是非お願いします」
「おいお前ら!!」
試合をしている最中、先生は大声で叫び、中断させた。
空気を読めないと言って良いのだろうか。
代表的な二人がこちらに走って来た。
「何、よっしー」
よっしー!?
確かに髪の毛は緑だが流石によっしー呼ばわりは…
「吉沢先生、どうしたんですか」
違ったのか…
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