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01 夢ですか?
ここ、魔妖神学園には人間だけではなく 魔物も居る地球とは別な星の話である。
私、春夏秋冬 癒麗は生まれながらし て人間の親に育てられ、人間で生まれ た。
しかし、人間には無い能力を持ってお り、この魔妖神学園来たわけである。
地球からは差ほど離れていないらしいが この星、レイナーズには強制的に来させ られてしまったのだ。
というわけで私春夏秋冬 癒麗は今そ の学園の門に立っている。
何故立ち止まっているかと言うと、あま りにも大きすぎるのだ。
反射的に口に縦 の指が二本入るくらいの大口を開けて、 何気なくサブバックを肩にぶら下げなが ら空を見上げるような格好で居る。
関係ない事だが、音楽は得意である。
体は素直だった。
「大きくない？」
ちなみに根も素直である。
私春夏秋冬 癒麗はこんな面積が広 く、そしてこんな高い学園は嘗て見た事 はない。
流石、宇宙一面積が広い学園と言ったと ころだった。
ずどんと背中に乗りかかるプレッシャー を感じたが、門の前で立ち止まっていて も意味のないことなのでとりあえず足を 前へと前進する。
初日から遅刻などまっぴらだ。
どうやらこの学園の校則は緩いらしい、 制服を着用するのみであとは自由らし い。
どんな不良学園だと内心毒づくが、自分 にとってはありがたいことだ。貴族の学 園らしく、王子やら王女も居るらしい。
凄い。素晴らしい直感的感想である。
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