写真には

3/10
前へ
/12ページ
次へ
只今霊洋館の前。 「ついに来たぜー!!」と叫ぶB君。 少し脅えながらも「お、おー!!!」と同意しているA君。 さて、彼女は……あれ、何処だ? 弥「…ねぇ、Aちゃんは?」 男B「んー?車の中」 とりあえず、車に居ると聞いたので、B君の黒い車に近づき、車の窓を軽くノックしました。 ちょっとして車の窓が開き、彼女の姿が見えました。 どうしてだろう、顔色が悪い。 女A「あ…ごめん弥生…す…すぐ…行くから…」 明らかに気分が悪そうだ。 弥「大丈夫?無理しないで。帰る?」 彼女は極度の霊感を持ってもいた。 女A「んーん…だって…ブツブツ…」 弥「え?何?」 女A「い、いや、なんでも…な…い。」 いきなり顔を青くして誤魔化すように首を振るAちゃん。 一体、何が…Aちゃんを怖がらせているの?
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加