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魔の森に入ったが、意外にもそこは穏やかな森だった
時々現れる魔物を殴り付け、木の実や薬草を収穫して実用に作った時間を止めた空間に放り込んで行く
紫「これは傷薬になるね ん?こっちは毒薬の元だが解毒にもなるな、収穫、と」
そんな感じで森の奥へ進む俺
グギャァァァァァァア!
紫「ん?」
ガァァァァァァァア!
紫「なんだ、この声?」
空を見上げると、木々の間から巨大な鳥のようなものが見えた
直後、黒いかたまりが鳥に飛び付く
ガァァァン
激しい振動が森に響く
紫「おいおい、何のフラグだよ、これ」
呆れつつも興味を抱いた俺は音や声の方に近付く為に歩き出す
到着した場所にはさっき見た鳥らしきものと黒いかたまりが睨みあっていた 足元は草が無くなり土がむき出しになっている
恐らくさっきの音はもつれ合って落下した音だったのだろう
俺は木影に入ったまま検索を呼ぶ
あれ等は何だ?
鳥はグリフォン 黒いのはフェンリルの亜種です
詳しく頼む
了解
グリフォン…ZZランクの魔物、知に長けた空の支配者
鳥の上半身とライオンの体を持つ
フェンリル…こちらもZZランクの魔物、力と速さを誇る地の支配者
巨大な銀色の狼だが亜種の為 毛色は黒となった
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