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~回想~
仕事がいつもより押してしまって終わった頃には朝方
俺は周りが今から仕事等に向かう中、家に向かっていた
この日、連日の仕事で気が抜けていたかも知れない
流石に眠気がひどかったから
紫「早く帰って寝よ…」
頭はそれだけしかなかった、だから気付かなかった、自分に向かってくる気配に
?「待ってよ!タクミ!」
?「来んなぁぁぁぁあ!!」
声がした方を見ると、全速力で追いかけっこをしている学生がいた
どっちも男だ
朝から元気だなぁ
そのまま通過する筈だった
?「わっ!?」
追っている学生が転けなければ
ドンッと体に衝撃
見ると、学生達が俺を下敷きにするように倒れ込んで来ている
普通なら
倒れる→二人が謝る→問題なく別れる
で終わる
だが、追っている方の学生の足元を見た瞬間、目を見開いた
光る円陣、小説でよく見る魔法陣
紫「勇者…召喚!?」
二人分の体重がのし掛かったと思った瞬間、視界が真っ白になった
~回想終了~
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