『ちゃっくん』

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彼女は僕を、 『ちゃっくん』と呼びます 何故かっていうと、 彼女と僕が初めて会ったとき、 僕の社会の窓が半分ほど開いていたからです 彼女は、 ちょっと人見知りの気があって、 初対面の人と話すと若干パニックになります それでうつむいたとき、 僕のだらしないズボンを見て、 ちょっと可笑しかったのと同時に、 だいぶホッとしたんだそうです 彼女いわく、 おっちょこちょいに性悪はいないから、 だそうです  
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