人形姫
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我ながら、中途半端な生涯を送ってきたものだ。と、どこか他人事のように考える。私の目は、望遠鏡のように世界を映してきた。自分で心を牢獄に追いやっては、そのたび光を遠ざけた。 誇るところのない生涯だった。少なくとも私はそう思う。だからこそ、最期くらいは誇れる自分でありたいのだ。他ならぬ、自分自身に対して。
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