第一章 1 瞳
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俺の左から駆け寄る足音 誰だ? その方向に顔だけ向ける 目が合う。。。 涙・・・!? 上気して赤くなっている顔。。。 上目遣いの瞳が涙で濡れている とくん。。。 かわいいと思った。 どうしたの? って声を掛けようと、くちびるが微かに動いた。。。が その瞳は、俺の後ろを通り過ぎて行く それが始まりだった。。。
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