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と心の中のもう一人の俺が言う。
そうだよな
お姉さんは勇気を出したんだろな。。。
過去のことなんだから、逃げるな。
よく考えてみろ、俺。。。
・・・
好みの タイプだった。。。かな？
『キュッ』と胸が締め付けられる
もう過去に戻れない焦燥感
あの時の後悔
逃げなければ彼女になっていたかもしれない女性への喪失感にも似た感覚・・・
色んな思いや感情がグジャグジャに混ざる。。。
後悔？いまさら？！
返事するの逃げてなかったら。。。
俺、あの女性(ひと)に『はい』って答えた。。。?
「よおー、高橋 仕事始まってんぞー」と棚田が呼ぶ。
我に帰り、「ふん！」と言って伸びをしながらベンチから立ち上がり
「お姉さんか。。。何て答えたんだろ」
と 独り言を言い掛けたが、
「何にも始まってねーじゃん。
バカじゃん、俺。」
と心の中で呟いた。
「さーて仕事しよ。 」
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