11人が本棚に入れています
本棚に追加
村井「え? ドラえもんですけど? 未来も何もないおっさん型ロボロフスキーだよ?」
剛「嘘つけ! さっき自分で幽霊って言っただろが!しかも何だよロボロフスキーって! 元からロボロフスキーもおっさんだろうがよ!」
村井「ごめん、嘘ついた」
剛「……んでどちら様?」
村井「村井といいます、以後よろしくお願いします」
剛「あ、はい、こちらこそよろしくお願いします…って違うだろ? なんで此所にいるんだよ!」
村井「いや、此所は前からワシの住んでる部屋ですけど? てかオタクお名前は?」
剛「オタクじゃない!山口だ! …山口 剛です」
村井「じゃあ山口さん、もうワシ寝ていいですか?」
剛「いやいや、出ていってくれよ! 幽霊なんか居たら安らがないだろ!?
むしろ怖いし、つか布団出したいし、退いてくれますか?」
村井「ったく、最近の若いものは度胸も器も小さいなぁ…」
剛「うるさいんだよ! さっさと返しやがれ!」
そういって無理矢理布団を取り出す
村井「ワシは何処で寝ればいいんだ? こんなおっさんの身ぐるみ剥がしてなに考えてるのよ!」
剛「いちいち変なこと言うな!腹立つ! てか出ていけ!」
無理矢理村井を部屋から追い出し、外に投げる俺
村井「ちょっ、山口さん?」
そして何事もなかった如く鍵を閉める
剛「きっと疲れているんだ…大丈夫だ、明日になれば問題も無くなるはずだ…」
そう言って寝ることにした
最初のコメントを投稿しよう!