休息なき始まり

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村井「え? ドラえもんですけど? 未来も何もないおっさん型ロボロフスキーだよ?」 剛「嘘つけ! さっき自分で幽霊って言っただろが!しかも何だよロボロフスキーって! 元からロボロフスキーもおっさんだろうがよ!」 村井「ごめん、嘘ついた」 剛「……んでどちら様?」 村井「村井といいます、以後よろしくお願いします」 剛「あ、はい、こちらこそよろしくお願いします…って違うだろ? なんで此所にいるんだよ!」 村井「いや、此所は前からワシの住んでる部屋ですけど? てかオタクお名前は?」 剛「オタクじゃない!山口だ! …山口 剛です」 村井「じゃあ山口さん、もうワシ寝ていいですか?」 剛「いやいや、出ていってくれよ! 幽霊なんか居たら安らがないだろ!? むしろ怖いし、つか布団出したいし、退いてくれますか?」 村井「ったく、最近の若いものは度胸も器も小さいなぁ…」 剛「うるさいんだよ! さっさと返しやがれ!」 そういって無理矢理布団を取り出す 村井「ワシは何処で寝ればいいんだ? こんなおっさんの身ぐるみ剥がしてなに考えてるのよ!」 剛「いちいち変なこと言うな!腹立つ! てか出ていけ!」 無理矢理村井を部屋から追い出し、外に投げる俺 村井「ちょっ、山口さん?」 そして何事もなかった如く鍵を閉める 剛「きっと疲れているんだ…大丈夫だ、明日になれば問題も無くなるはずだ…」 そう言って寝ることにした
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