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アナタの冒険の書は乗っ取られました
…
2時間経過…
頭を捻ろう…
(ナレーション)
そして気づく!ある閃き!電波が駆け巡る!!
あ…
このマンションの管理人に頼めばいいんだ!
そのまま管理室へ
そこには何処にも居そうなブーメラン婆さんが…
剛「すいませ~ん」
管理人「はい?」
剛「鍵を無くしちゃって、部屋に帰れないんです。何とかなりませんか?」
管理人「そうかい、それは困ったねぃ」
剛「666号の予備鍵はありますか?」
管理人「え?」
部屋を聞いてから、婆さんはいきなり血相かえて…
管理人「お前さん、あの部屋に何か居たかい?」
剛「えっと…はい…」
管理人「そうかい、やっぱり幻覚でもなかったんだねぇ…」
剛「え? おばあちゃんは何か知ってるんですか?」
管理人「あの部屋におっさんがすり抜けて入って行ったのを見ちゃってねぇ」
…
おっさんだね
剛「特に怪奇現象とかは…けど、押し入れに住んでますね…」
管理人「まあ、このマンションの空き部屋が出来たら移動しても構わないさね、しばらく我慢してくれないかねぃ」
剛「わかりました…」
なんでそんなに気楽なんだ…
管理人「はい、鍵だよ」
剛「すいません、助かります」
管理人「村井さんの事をよ
ろしくお願いします」
剛「え?」
管理人「さて、お出かけするから、また今度話するさね」
剛「わかりました、では」
そう言って管理室を後にした
剛「管理人は知ってたのか、ってか知ってるなら、何とかしてくれても…」
そして666号室の前に行き、鍵を開ける
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