1、プロローグ

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夏のある日ーーー 私は太陽の日差しで目を覚ました。 時計を見ると短い針が10、長針が12を指していた。 つまり現在時刻は10時ということになる。 まだ頭の回っていない雪(ゆき)はしばらくボーッとしていたが、今日は平日ということを思い出した。 まだ高校2年生の雪は学校が既に始まっている時間ということになる。 だが雪は学校に行こうとはしなかった。 携帯を見てみると、ランプが点滅しているのに気づいた雪は、内容を確認しようとした所で着信が入ってきたので出ることにした。 着信は雪の親友の真冬(まふゆ)からだった。
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