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暫くテレビを見ている…いや、ただぼーっとしていると、
「ふぁ…ぁ…」
と言う欠伸と共に、ゆうりの身体はむくっと起きた
「ふふっ、ゆうり。おはよ」
そうソファーから声を掛ければ、目を擦りながらゆうりはこちらに歩いてきて俺の横に座った。
「僕…寝ちゃってた…」
「ん、起こすのもあれだったからさ」
「ごめん…」
「全然。さて、飯食うか！」
ポンポンと頭を撫でれば、ゆうりは笑って頷いた。
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