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「りょう…起きてる…?」
お風呂にも入り終わって、今日はご飯を食べ終わったのが遅かったから、既に1時は過ぎていた
「起きてるよ」
ちらりと横を見ると、ゆうりと目が合った
俺の頭の上側に置いてある、部屋をオレンジ色に照らすライトは
ゆうりの顔をはっきりと映し、その照らされた彼の瞳は
少しだけ揺れていた。
「りょう…」
「いいよ、おいで…?」
自分に掛かった布団を少し捲って、そう言えば、
ゆうりは一度だけ腕で目を拭いてベッドにふわりと入ってきた。
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