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「ゆうり、朝だぞ」
朝御飯も作って、ゆうりの身体を揺らす
俺の友達とは違って、ゆうりは寝起きがいいから楽だ
「おはよ…」
「ん、おはよ。飯出来てるから、着替えて顔洗ってきな?」
周りから見たら、多分俺はゆうりのお母さん的な感じなのかな?
ゆうりが奥の方へ歩いていくのを見送って、俺はがちゃりと窓を開けた
朝らしい、気持ちいい風を吸い込みながら首をぐるぐる回していればパタパタとスリッパの音が聞こえた
振り返れば、いつもと変わらず、ワイシャツのボタンをピチッと上まで締めたゆうりがいた
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