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外はもう真っ暗で、綺麗な満月が出ていた。 「りょ、う…」 カチャッと窓を開けて、しばらく外を眺めていると俺を呼ぶ声が聞こえた 後ろを振り向けば、ゆうりは上半身だけ起こして俺を見ていた 「わり、寒かったか?」 「んーん…」 窓を閉めてゆうりの横に座れば、ゆうりはぎゅっと目を瞑って俺に身体を預けるように寄りかかった 「ゆうり?」 「あた、ま…」 「頭?頭痛い?」 肯定、そう言うようにゆうりは俺の胸に頭を擦りつけた 「頭痛薬飲むか?」 「だめ…」 やっぱり色んな薬飲むと、副作用とか出るもんなのか… ゆうりが普段飲んでるやつが安定剤だったとしたら、副作用は有り得るはずだ
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