第2打席☆ミライゲーム☆

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「さつき! 待てよ、お前……!」 その時、ベンチの上の携帯が鳴り出した。 さつきの後を追おうとしていた佑哉が、チッと舌打ちして携帯を取り上げる。 ──が、着信名を見て目を見張った。 「はい、もしもし! ……はい、そうです。あの……、はい………。…………え?」 佑哉は薄暗いグラウンドの中、長いこと唇を震わせて話しこんでいた。
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