5章

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「先輩・・・かき氷食べるって言ってませんでしたか?」   俺の手元にある焼きそばを見ながら呟く   「え。やっぱ見てたら焼きそばがウマそうだったから」   「まぁ、俺には関係ありませんからどーでもいいですけど」    そう言って安田くんはメロン味の氷をパクパクッと食べていく     「飯食ったら俺、安田くんを埋めたいんだけど」   一度はやってみたいんだよねぇ。アレ   「嫌ですよ・・・あれ、起きる時すっごい重いんで。 それなら俺が先輩を埋めたいんですけど」   「え。マジで?俺埋められてもみたいかも。 本当にやれよ?ぅわー凄く楽しみだわ」   安田くんは俺の答えが予想外だったようで、目を見開きながら「は?アンタ頭おかしくなった?」と言ってきた   「おかしくはナイ。 ただ、埋められたことも埋めたこともないからどんな感じか試してみたいだけ」   「なるほど・・・そうですか。わかりました」   安田くんは簡単に頷き再び氷を食べだしたのであった     どれくらいの重さ何だろうなぁー・・・本当に楽しみ   あ、言い聞かせておくけど俺はMじゃないからな?これはただのお遊びだ。うん    
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