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「皐月!!ハイッ」
吹雪はオーバーで皐月にボールを繋ぐ
「おう!!任せろっ・・・っりゃあああ」
バシッッと皐月がアタックをしてきて1点を取られた
「さすがだな皐月。向こうは九鬼以外弱いからな・・・この勝負勝ったも同然か」
馬鹿先輩は馬鹿にしたように笑ってくる
うっわー・・・凄くムカつく
「先輩・・・少し頭にきたんですけど」
安田くんが眉間にしわを寄せながらイラつきをあらわしていた
「俺も結構イラついてるよ」
「んー・・・何か燃えてるねぇー。あ、僕がサーブ打つね」
九鬼先輩はそう言って、相手側のコートに向かってサーブを打った
「僕が行くよ!!」
九鬼先輩のボールを吹雪がアンダーで受け、皐月がオーバーで俺たちのコート内に入れてきた
それを俺がアンダーで受け、九鬼先輩がオーバーで高く上げ
安田くんがアタックを打つと見事に1点を取った
「これで弱いなんて言わせませんよ」
そう言って馬鹿先輩に背を向ける
うわ・・・何か変にカッコイイよ安田くんっ
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