5章

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―颯斗side―     パンパンッと拝むと、俺と馬鹿先輩は皆が待っている所まで戻ったのであった     戻ると、次は安田くんと小島先輩がお参りにいった     「颯斗!どうだったんだ!?」 少し慌て気味に聞いてきた皐月に馬鹿先輩が答える   「皐月、そんなに慌てることはない。何も出てこなかったしな」   「そ、そうかっ!!よかったー・・・」   皐月は安心したのか一息ついていた   「皐月ちゃんは怖がりなんだねえー♪僕もお化けは大っ嫌いだけどね!」   大っ嫌いと言う割には楽しそうに笑いながら話してくる九鬼先輩     そして、いつの間にか皐月と九鬼先輩と馬鹿先輩で輪を作り雑談をしていた   俺はと言うと吹雪とゆったり話している   「今週中にお店行っていい?」   「あぁ、いいけど・・・明日は俺いないよ?」   「うん。僕も明日はさすがに無理だよ・・・ここから帰るのって5時間はかかるし・・・」   「そうだな」   周りには光が少ないので、星の輝きが増して見えた その後、無言で安田くんと小島先輩が帰って来て、残りの3人が肝試しに向かったのだった          
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