愛は哀へと成り果てる

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目の前にあるのは、かつての恋人の亡骸。手元には、煙が昇っている一丁の銃。 「ねぇ、また来世でも、愛し合おうね。ずっと一緒だって、約束したもんね」 私は自分の頭に銃口を当て引き金に指をかける。そして─────
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