無色透明なオトコ

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ドハデ中学生オンナは、アッサリ言い放つと、フフンと鼻を鳴らしながら、さも楽しそうなドヤ顔でオレを見下ろしていた。 ……なんだ!? このオンナ一体…!? 呆気に取られるオレに、ドハデ中学生オンナは、気味悪い笑顔を向けながら近づいてくる。 「まーとりあえず立とうよー♪ そこらのファミレスでゆっくり話ししよ♪」 そしてオレの目の前で立ち止まると、これ見よがしに手を差し伸べやがった。 プツンッ 完全にキました。オレ。
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