イケメンと中学生と

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そんなわけで、今朝も面倒くさいオンナとやらかして、飛び出してきたばかりだ。 さて、今日は誰んちに泊まろかな。 そんな事を当たり前に考えながら、オレは真冬の公園を、ただブラブラと歩いていた。 ふと見上げた空の端 すっかり枯れた木のてっぺん近くに、赤い風船が引っかかっているのが目に止まる。 おおかた、どっかのガキが飛ばしたんだろう。 赤か キライじゃない色だ。
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