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「まぁいっか。」
ゆうべから今朝まで、オンナと色々ヤリすぎた疲れからだろう。
オレは踵を返してその場から立ち去ろとした。
が
突然、コートのフードを思いきり引っ張られて、オレは地面に豪快にケツを打ちつけた。
「ってぇっ!!
なんだよテメ…ッ」
激痛に歪めた顔で斜め後ろを振り返った
そこには
お世辞にも可愛いとは言えない、おかっぱ一重まぶたにタレ目の、ソバカス面オンナが
消えたハズのあの赤い風船を手に、満面の笑顔で立っていた。
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