0人が本棚に入れています
本棚に追加
食事が終わっても、しばらく2人はテーブルで笑いあっていた。
暖かい雰囲気が続いていた中、その終わりを合図するように、小塚は、んっ、と短く伸びをした。
「…にしても…本当に美味かった…華、ありがとな」
小塚は笑顔で楓華にお礼を言った。
つられて楓華も微笑み、こちらこそありがとうございます、と返した。
あんなに美味しそうに、私のお料理食べてくれる小塚先輩の顔見られるなら、明日からも頑張らなきゃ…
楓華は、よしっと意気込んだ。
そんな楓華を見ていた小塚は、楓華の心が見えた気がして、少し笑ってしまった。
最初のコメントを投稿しよう!