料理と食事

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その瞬間、楓華は真っ赤になって、わなわなと震え出す。そして声色が低くなり、苛立ちが見えた。 「…小塚先輩…」 さすがに小塚も察したのか、やべ、やりすぎた、と、その楓華の変化に気付く。 「は、はい…」 楓華は鬼の形相で小塚に叫んだ。 「いいから早くお風呂入って来なさぁーいっ!!」 小塚は、初めて見る、楓華の本気の怒りに驚き、脱衣所へと駆け込んだ。
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