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「うん、いいんじゃないかな!」
楓華は自分で作った肉じゃがの味見をして、嬉しそうに言う。
これなら小塚先輩に食べてもらうのに恥ずかしくない出来だと思うけどなぁ…
ハルに教えてもらったレシピ通り、見事肉じゃがを作り上げた。
小塚先輩いつ帰ってくるかな、と、疑問を浮かべながら仕度を続ける。
「遅くなるって言ってたから遅めに準備始めたつもりだったんだけど…」
楓華は、時計に目を向ける。
「思ったより早く出来ちゃったな…」
時計の針は8時を少し過ぎたところだった。
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