9人が本棚に入れています
本棚に追加
大輝「てかさー、今日どっかに寄ってこーぜっ!」
呑気に歩いていた大輝が急に言い出してきた。
それを聞いて俺は眉を潜める。
ほんとに飽きねぇな・・・
智也「悪いが、俺はムリだ。今日はバンドの集まりがある」
淡々と智也は大輝の誘いを断った。
それを聞いて大輝はつまんねー、と嘆いた。
大輝「んじゃ、俺と翔太の二人で行くか!!」
翔太「わりーけどよ、俺にも予定ってモンがあんだよなー」
わざとらしく俺は大袈裟に言ってみた。
すると、大輝は俺の前に歩み寄ってきた。
大輝「翔太しか、頼める奴は居ねーんだよ・・・」
キラキラした目で大輝は俺を見つめてきた。
やめろ、そんな目で見るんじゃねぇ・・・!
その、小動物みてぇな目で・・・!!
最初のコメントを投稿しよう!