魔女の幻

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―ここは、私たちが暮らす世界と違う世界、『アザーワールド』この世界のある一角にレッドブロックシティはあった。 ?「あれ?この街じゃなかったっけ…」 少女は何かを探していた。 少女「すいません、魔女の幻って、どこにありますか?」 ?「あ?あたしたちのギルドに何か用か?」 少女「えっ…と…そのぉ…」 ?「まさか、入りたいとか?」 少女「ま…まあそんな感じかなっ…」 ?「お、おお!大歓迎だ。あたしはレイシー。よろしくな!」 少女「あたしはマセロス。マセロス・スカイマーガレット」 レイシー「マセロスって言うのか、まあとりあえずナニワに挨拶しなきゃな!」 マセロス「ナ、ナニワ…?う、うん」 ここは魔法ギルド、『魔女の幻』 レイシー「マスター!新入りだぞ!」 ナニワ「お、レイシー。新入りって、この子か?」 マセロス「あ、マ、マセロスですっ…」 ナニワ「マセロス言うんや、よろしゅうな」 マセロス(変わった喋り方の人だなぁ…) ナニワ「まあ、ゆっくりしていってや、入門試験は明日でいいやろ」 マセロス「に、入門試験ですか…?」 ナニワ「なんや、そんなことも知らんかったんや(笑)」 マセロス「す、すいません」 ナニワ「まあ、レイシーに詳しいことは聞いてや。明日は午前五時に依頼書ボードの前で集合、な」 マセロス「は、はいっ」 レイシー「おーっし、じゃあとりあえず座って話そうぜ!」 マセロス(なんかよくわからないけど…これで、いいんだよね?憧れの魔女の幻に入れるんだよね…?)
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