魔女の幻

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レイシー「じゃあ、とりあえずばいばいとすっか」 マセロス「え、ちょっ、ちょっと待って。連絡先教えて」 レイシー「…?」 マセロス「アドレスとか、電話番号とか…」 レイシー「あ、あぁ。じゃあこいつに任せてくれ」 バサバサバサッ マセロス「きゃあっ…コウモリ!?」 レイシー「りべちゃんって言うんだ。仲良くしてやってな」 りべちゃん「キー」 マセロス「すでに寒気が」 レイシー「こいつに頼めば、あたしのところまで伝言してくれるから、よろしくな」 マセロス「手紙に書いて渡すの?」 レイシー「いや、普通に口でお願いすれば一瞬で伝えてくれるぞ」 マセロス「それって、メールよりも便利じゃない!」 レイシー「さっきからあどれすとかめいるとかなんの話だ?」 マセロス「あ、なんでもない!」(この国には普及してないんだぁ…) レイシー「じゃあ、また明日な!」 タッタッタッ… マセロス「行っちゃったぁ…明日、大丈夫かなぁ」 そして、レッドブロックシティにも月がのぼり、街は眠りについた―――
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