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周囲に広がるは、果てなき白。
どうやら、再び俺はあの空間に呼び出されたらしい。
眼前にいるのは金髪の女性、神様(?)か。
「コラ、何で疑問的なんですか。私はれっきとした神様ですぅー」
やれやれ。相変わらず人の心に土足で踏み込んでくる。
これだからカミサマは…。
「そろそろキレていい?」
「そういや今日の用件ってなんですか?」
「スルーなのね…。いやいや、貴方の今後についてお話をしようかと思いまして」
軽く膨れっ面な神様。でも可愛いからいいや。
今後の話、か。
だいたい、俺ってこれからどう生きてけばいいんだろ。
「俺に仕事して欲しいって言ってましたけど、何やればいいんですか?」
神様のミスで死んだのではなく、指名で転生させられたんだから、何らかの仕事はあるはず。
俺が読んできた中でポピュラーだったのは、世界の異常の解決、もしくは管理の手伝いとかだったけどな。
「具体的には未だ決まっていません」
へ?何故に?
なんかこういうのって、何らかの問題が発生したから呼び寄せたとか、そんな奴であるはずだが。
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