第一話 ~新しいテガミバチ~

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「す、すみませんリクさん!ほら!ラグも謝って!」 「いや…別に怪我ないからいいけど…人の前で急に大声出すなよ少年wwwww」 俺はヘラヘラと笑いながら少年の頭を軽く撫で、鞄を持って配達へ向かった。 「誰なのあの人」 「知らないの?あの人は最もヘッド・ビーに近いと言われてるリク・ヤナギって言う凄い人だよ!?」 「そ、そうなの!?うわわ…とんでもない事しちゃったかな…」 「今度あった時に謝ろうよ、変な人だけど優しいからさ」 「…うん!」 「とりあえず早く行こう、面接始まっちゃうよ」 「うわわ!?急ぐよニッチ!ステーキ!」 「うむ」「ヌフー!」 金髪の女の子と口が異常に開く生き物はコナーという小太りの少年の後ろを着いて行った。 ◇ あーびっくりした、ラグとか言ったっけか?久しぶりに大声がデカイ少年と出会った気がするwwwww 因みに今の俺は22歳、もう六年もユウサリで勤務してるwwww…ゴーシュが居なくなったのはちょっと寂しいけどな。 まぁそのうちひょっこり出てくんじゃねwwwww? だといいけど…。 まぁものの数時間程度歩いたり走ったり飛んだりしてたら無事にテガミは配達完了! 「そうだ、セラに何か買って行こう」 因みセラフィム、もといセラとは既に結婚し、今は一軒家を立てて暮らしてる。 幸せこの上ないなwwwww この指に指輪が…って見えないかwwwwww ん?なんか切り立った岩の上にザジらしき…、あ、ザジっていうのは猫好きな14歳の少年でな、何か昔に両親を鎧虫によって失ったらしい奴で鎧虫殲滅に燃えてる危なっかしい奴だ。 因みに俺の友達のジギー・ペッパーの事を尊敬してるみたいだ。 俺の事はおっさんとか呼ぶくせになwwwwwwなんだこの差はwwwww 「よっ、サボりかwwww?」 「誰が…っておっさんかよ、何だ?茶化しに来たのか?」 「そんなwwwwwわけwwwwない事もないwwww」 「うるせぇな、今監視官やってっからどっか行けよ」 「おまwwwwそれが先輩に対する態度かよwwwww」 「先輩?お前が?…はっ!」 ザジは俺を小馬鹿にした様な笑みを含みながら鼻で笑う。 いらつくwwwwww 「宇宙の帝王のキックをお見舞いするぜwwwww?」 「チッ、悪かったよ!せ ん ぱ い !」 「何だそれwww.悪意と殺気と嫌味しか詰まってないんだがwwwww」 「青棘撃つか?」 「気持ち悪くなるから嫌wwwww」 「チッ」 「おいコラwwwww良い加減にしとけよwwwww」
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