第二話 ~希望と夢~

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「なんか…ちっと…悪かったな…つっといて」 「…自分で言いなよ…あ、美味い」 ◇ 「ここだなwwww」 「リクさんはよく来るんですか?」 「まぁなwwwよくセラと一緒に遊びに来るwwwwてゆーかリク【さん】なんてやめろラグ・シーイングwwwwリクでいいwww同じ職場の同僚なんだからよwwww」 「えと…じゃあ…り、リク!」 「なんだwwww?」 「えっ?いや…あの…「冗談だwwww行くぞwwww」あっ、待ってください!」 ガチャ、と扉を開ける、が、中は真っ暗だった。 「居ないのかな…」 「さぁなwwww」 俺を除いたラグ達が一歩歩くとカエルが足元に現れた。 「「「!?」」」 「www」 そして翼が広げられ、回転しながら宙を舞う。 「羽!?飛んだ!?あっ…コラ!ニッチ!」 髪を剣に変化させたニッチがカエルを捕まえようと追いかける。 刹那、ニッチは布を被せられた。 「あ…こらっ、登ってくるな……捕獲?」 ニッチは身動きが取れない状態になり、次の瞬間、ラグに銃が向けられた。 「しつこいわよ貴方達!いい加減にしないとブッぱなしますよ!」 「ブッぱな…!?」 「今作っている人形と服をおさめたら今月分のリンは返せます!黙って月末まで待ちなさい! このボケナス!」 「…いっ、いえあのっ…!ぼくらは…わぁぁ!?ニッチ!いけません!」 ニッチが攻撃しようとしたのを未然に防いだ所で俺は前に出る。 「あれ…?リク?何で?」 「こっちのセリフだwwwwwあんまりラグを驚かせるなwww」 「…き、君が…シルベット…?」 「ラグ…シーイング?リク!そうなの!?この人がラグ・シーイングなのね…!」 「悪いラグwwww」 「はい?」
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