第二話 ~希望と夢~

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「ラグ、いたいのはどこだ?」 馬車に乗っていると落ち込んでいるラグに語りかけるニッチ。 「ニッチがいたいとこなめるか?」 「ありがと…でも ケガはしてないよ」 「そうか」 フー、と鼻から息を吐くニッチ。ラグは微かに微笑み、ニッチと名前を呼ぶ。 「なめるか?」 「じゃなくて…。 もし…もしもだよ、ぼくが『こころ』をなくしてしまって…ニッチのことを忘れてしまったら…ニッチはどうする?」 「…。 なめたり! かんだり! おっことしたり! のっかったり! ひっかいたり! おっことしたりする!」 「二回もおっことすの!?」 「「wwww」」 俺とコナーは口を膨らませて笑う。 「ニッチはラグの相棒なのだぞ、ニッチにまかせよう!」 「でも…「へいきだ」 「ラグが忘れても… ニッチがラグをわすれないからな だからずっと… いっしょだ」ニコッ
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