これが本当のプロローグ ~ゴーシュとの遭遇~

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「…ぅ」 「目が覚めましたか?」 そこには黒い制服を来た青年が居た。空を見てみると星が輝き、そして周りは薄暗い。 え?俺が推測するに…テガミバチ? 「ぼくはゴー「ゴーシュ!?」は、はい!ぼ僕はゴーシュ・スエード、17歳です!えーと今からユウサリの市場で買ったスープの缶を」「待wwwてwwww落ち着けwwwww」 …てか17歳?俺が知ってるのは18歳のゴーシュだけど… もしかして原作の一年前?…まwwwぁwwいwいwかwww 「…ぅ?」 「起きたかセラフィム」 「っ////!」 セラフィムは俺に覆いかぶさって気絶していたのでそれに気付き、顔を赤らめて硬直し、口をパクパクと動かせる。 決定事項だ、君は俺のよ(ry 「えと…ですね、これは最近発売された物で…味はそこそこ…なんですが…」 ゴーシュは少し困った様に笑うと続ける様に喋った。 「す、すみません…トーク下手で…この娘はディンゴのロダ、ディンゴと言うのはぼくらの仕事語で相棒と言う意味です」 ロダか…ふむふむ、良い顔立ちをしておるwwwwww 「ところで…リク…ヤナギ…と言いましたか?」 「お前…何で俺の名前を…、まさかストーカーwwww?」 「違いますよ!…それに君の名は左肩に貼付されている」 「え?うわっ!個人情報保護法とか関係無しだなwwwwww!」 「(いちいち騒がしい人ですね)【品名・人・東洋人種、16歳・男・童貞】「おいコラwwww殺すぞwwww」…聞いた事のない人種ですね「ツッコミ所可笑しいwww」 ゴーシュは面倒そうに溜息を吐き、俺を見た。 「いつもは紙のテガミを運んでいますが…今回は人間、君のようです」 「なぁセラフィム、もしかしてアイツらが?」 「…その可能性はあります」 こくり、と頷く。 「あのさ、教えてくれよ、テガミって何だ?人を運ぶなんて聞いたことないぞ」 「【BEE】と言う職業を知りませんか?ぼくの仕事はAG(アンバーグラウンド)国家公務郵便配達員【BEE】… 通称。 テガミバチ…『首都を除いたこの国の町から町へ旅をし…どんな危険すらいとわず』…『国民の大切な『テガミ』をお届けする』!『それこそが』!『テガミバチの仕事なのです』! …って、これ一応マニュアル台詞なんですけどね」 ゴーシュはニコッと笑った。
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