第一章 隠された思い

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私は夢を見た。 現実とは全く違う風景で、見とれてしまうぐらい綺麗で・・・ ゲームに出てきそうな人々や生き物がいて・・・ -----そして、私に何か話しかけている女の人がいる・・・ 「こ、、、の、、、せかい、、、を、、、まもって、、、六人の、、、戦士たち、、、」 うっすらだけど女の人の声が聞こえた。 、、、せかい? 、、、六人の戦士たち? 女の人が言った言葉がどういう意味なのかわからないまま、私の目が朝日によって覚めた。                ・                ・                ・ 私は、身体を起こしあの夢のことを考えた。 「・・・あの夢・・・」 普段見る夢とは違うと感じた。 女の人の言葉が気がかりだった。 ”六人の戦士たち” この言葉が私の身体のなにかが反応しているとも感じた。 とても、不思議な感覚だった。 「・・・まぁ、深く考えても仕方ない!そろそろ、学校に行く準備しなくちゃっ!」 私は気にしないようにした。 相模 雪成(さがみ せつな)高校一年生でごく普通の女子高校生。 -----このときはまだ、私がその夢がきっかけで後に自分の身になにが起 きるかわからなかった、、、
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