ミルク。

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「いつからやってるんだ?」 「そんなものはいちいち覚えていない。」 彼のことだ、少なくとも半日はこのようなことを続けているに違いない。 盛大な溜め息をつく彼を横目で伺えば、こめかみを押さえ俯いている。 「頭痛か?」 「胃痛もだ。」 君とは無縁のものかもしれんがね?と余計な嫌味を零しはするものの大分参っているようだ。
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