わかっているようです

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《( <●><●>)side》 朝、学校に少し遅れそうな時間に家を出て小走りをする。 本当はもっと早い時間に出て余裕で学校に行けましたが、この時間でなければダメな理由がありました。 ( ><)「あ、ワカッテマス君じゃないですか?おはようございますです!!」 ( <●><●>)「おはようございます。ビロード」 彼女が寝起きが悪く、いつもこの時間に走って学校に行くのはワカッテマス。 (*><)「最近いつも朝に会いますね!もう冬で寒いですし、布団から出るのが辛いんですか?」 ( <●><●>)「まあ…そんな所です」 もちろん嘘ですが。 ( ><)「ダメですよーちゃんと起きないと!」 ( <●><●>)「そう言うビロードこそ、布団から出れなかったんじゃないんですか?」 (;><)「へ!?いや、ボクは……そう!お腹が痛かったんです!」 えへへ…と笑いながら髪を弄るビロード。 嘘を吐くときに髪を弄る癖だという事はワカッテマス。 キーンコーンカーンコーン (;><)「あぁチャイムが!急ぎましょうワカッテマス君!」 ( <●><●>)「はい」 ああ、もう二人きりの時間が終わるのですね。 ~~~~~~~~~~ (*‘ω‘*)「ビロードにワカッテマス遅いっぽ」 学校に着いた私たちは教室に入り、彼女に話しかけられました。 (;><)「あ……ご、ごめんなさいなんです。ちんぽっぽちゃん…」 ビロードが彼女を怖がっている事はワカッテマス。 そしてビロードが昔彼女に虐められていた事もワカッテマス。 許せないですが、ビロードが彼女をもう許しているので、何もしないようにしています。
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