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★神side
神「ふぅ~……疲れた……」
僕は彼……小鳥遊緋葉くんを無事、【ヴアーミリオン】へ送ったのを見計らい、僕は静かに呟く。
ユウ「はい……疲れましたね……」
どうやらユウも疲れたようだ……って君は肉体的に疲れているんでしょ?
神「こっちは精神的に疲れたよ……もう二度と、あんなに危ない橋は渡らないからね?
彼が喜んでくれたから良かったけど……。
僕、嘘って苦手だよ」
ユウ「……はい……スマソ(ボソッ)」
ゴスン!!
ユウ「キャッ!?痛いです!チョップは止めてください!」
神「じゃあ、拳骨ね」
ユウ「すみませんでした!!」
はぁ……。
特大のため息をつき、思わず天を仰ぐ。……文字通り真っ白だが。
神「(この娘……【神の掟】の中で最も罪が重い、【他世界との干渉】を破ってここまで平然としていられるのか……こんな娘が神で大丈夫かな……?)」
ユウ「大丈夫だ。問題ない」
……。
ユウ「え、その右手に持っているのってバール(釘抜き)ですよね?それで一体何をsうわちょ何するやめ……キャァァァァァァァァァァ!!!」
彼は本当に大丈夫なのだろうか?
★神side out
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